事故物件

事故物件というと、自殺や殺人といった死亡事故が過去に起こった物件のことです。

相当な物好きではない限り、わざわざ事故物件に住みたいとは思わないでしょう。

まとめサイトなどを見ていても、全国にあるすべての事故物件が表示されているわけではありませんし、賃貸物件を取り扱うサイトにも事故物件の表示の記載がない場合がほとんどですが“告知事項あり”などといった項目がある場合、事故物件である可能性が高いです。

しかし、すべてのサイトに当てはまる訳ではなく、電話やメールで問い合わせてみてもそう簡単に答えてもらえるわけではありません。

インターネット上のサイトには何も書かれていないようなごく普通の賃貸物件であっても、実際に不動産屋に行って相談をした時に初めて事実を明かされるということも珍しくないようです。

しかし、事故物件であることは不動産屋にとってはマイナスな情報であるにしろ、伝えなければいけない義務があるので「実際に住み始めてから事故物件だと知らされた…」といったケースになってしまうようなことは、トラブルに発展するリスクも高い為、不動産屋さんも伝えてくれるでしょう。

もし気になるのであれば率直に聞いてみることをお勧めします。

なかには、濁したままハッキリ教えてくれない不動産屋さんもあるようですが、事故物件だと知らないまま入居してしまうと、人によっては精神的なダメージを受けてしまいます。

後々、不快な思いをしない為にも、契約を行う前から「事故物件であるならば契約はしない」と意思を表示しておきましょう。

家賃が安易物件を見つけるとお得な気持ちにもなりますが、何か少しでも怪しく思うことがあれば契約する前に解決しておくのがベストです。